2021/05/16

【News】Google for Education トランスフォーメーションレポートの対象期間が開始しています

概要
Google for Education トランスフォーメーションレポート(以下、Xレポートといいます。)は、小学校から高校の Google for Education 導入・利用状況(各種サービスやプログラムを含む)を定量化できるように設計された無料のツールです。
学期別のレポートに利用傾向が経時的に表示されるため、学内の Google Workspace for Education と Chromebook の利用状況や、Google認定プログラムの進捗状況を簡単に把握できます。

Xレポートの特徴
Google for Education Xレポートは、管理者(職場のIT部門)がGoogle for Education製品(Google Workspace for EducationおよびChromebook)の使用状況だけでなく、Google for Educationプログラムへの参加状況も確認できるようにした、Googleの初めての試みです。 

Google for Educationは、製品から教育者向けの専門的な開発リソース、管理者向けのトレーニング、スクールリーダー向けのトランスフォーメーションに焦点を当てたリソースなど、小学校から高校までさまざまなリソースを提供しています。管理者にとって、すべての選択肢を理解し、(自分や同僚のために)適切なリソースを適切なタイミングで正確に把握することは、非常に困難なことです。
そこでXレポートは、管理者の使用状況やプログラムの参加状況に基づいて、最も関連性の高いGoogle for Educationのリソースを表示するように設計されています(それは、管理者がGoogle for Educationのチームメンバーと一緒に取り組んでいるかのようです)。 

また、Google Workspace for Educationドメイン内のユーザーが、Google Classroom、Docs、Drive、Slides、Sitesなどの製品を、コラボレーション、コミュニケーション、クリエイティビティ、クリティカルシンキング(4C)のためにどのように使用しているかについてもXレポートは報告します。

それでは実際に、Google for Education Xレポートの登録方法を解説します。

5月3日から5月21日までの期間
Step1
管理者がXレポートツールにログインし、サービスの対象期間(前後12週)、学校の生徒数や教職員数など設定します。また、Xレポートに関するアンケートに回答します。

Step2.
トランスフォーメーションに関するアンケートのリンクが作成されますので、組織内のリーダーと共有してください。組織内のリーダー向けに送るメールの文例もあります(英文)。

6月2日以降
Step.3
g.co/edutransformationreportでカスタムレポートにアクセスしてください。あなたの学校でトランスフォーメーションを深めるための目標設定や、学内の主要な担当者との情報共有にご活用ください。
*注意:Step1が完了していないと、Step3でXレポートが利用できません。


次回は、Xレポートの具体的な活用方法について取り上げたいと思います。