2021/05/17

【API】詳説 Google Classroom API(第1回:アクセス方法)

 Google Classroom APIを使用したGASの紹介、Google Classroom の利用方法についてはあらゆるWebサイトで取り上げられています。Classroom.jpではGoogle Classroom API に焦点を置き、それ自体を取り上げ、1つひとつ解説していきます。

・Classroom API(Classroomサービスとは)

Google Classroom APIのトップ画面


Classroomサービスは、GASでClassroomを操作するためのクラスと、そのメンバーを提供するサービスです。Classroomサービスを使用することで、コース*固有の情報を取得したり、コースに課題を設定することや、参加者(メンバー)の操作ができます。
Classroomサービスで提供されている主なオブジェクトは、次のとおりです。

オブジェクト説明
ClassroomClassroomサービスのトップレベルオブジェクト
coursesコースを操作する機能を提供する主なオブジェクト
courses.studentsコースに参加している生徒の情報を操作するオブジェクト
invitationsコースへの招待に関する招待状を操作するオブジェクト

*Classroomの1クラスを指します。たとえばコース固有の「クラスコード」など、Googleはコースを「クラス」と呼称することがありますが、本連載ではGASのクラスと峻別するために「コース」といいます。


・Google Classroom APIへのアクセス方法

Google Classroom APIの直リンクはこちらです。また、Googleの公式からアクセスする方法は2通りあります。(この他にもアクセスする方法をご存知の方がいらっしゃれば情報をお寄せください)

1. 「Classroom API の概要」からアクセスする

Classroomヘルプ > Classroomの拡張 > Classroom API の概要 にあるClassroom API からアクセスできます。

APIの概要


2.「Google APIs Explorer」からアクセスする

Google APIs Explorerの[Type to filter APIs]に「Google Classroom」と入力し、検索した結果からアクセスできます。


Explorerの画面

次回はGoogle Classroom APIのページ構造について解説したいと思います。